大好きな人との結婚式は、仲のいい友人やお世話になった人など、沢山の方々に祝福されて楽しい時間にしたいものです。
主催者側としても、参加してもらうゲストの方にはベストなタイミングで招待状を送りたいものですよね。
大事な結婚式を成功させるためのファーストステップになる招待状!ここではそんな結婚式の招待状の発送時期や、マナーについてご紹介していきたいと思います。
目次
ゲストへの事前出欠確認は必要?
ゲストの方にもそれぞれ予定があります。
結婚式の日程が決まった後は、なるべく早い段階で結婚の報告をし、結婚式に出席できるのかを確認するようにしましょう。
友人とはいえ、いきなり「招待状を送りたいから住所を教えて」などと言うのは、あまり良い印象ではありません。親しい仲にも礼儀ありです。
招待状を送る前に、
- 結婚の報告する
- 結婚式に出席できるのかを事前に確認する
- 住所の確認
の順番を守るように気をつけましょう。
招待状を送る前にしておくこと
招待するゲストが決まったら、まずはリストの作成をするといいでしょう。ゲストをリスト化する事で、招待状の準備がスムーズにやりやすくなります。
リストには、
- 名前(漢字の間違いがないように注意しましょう)
- 住所
- 新郎新婦との関係性
- 肩書き
を記入しておくと、より準備がしやすくなるのでおすすめです。
招待状を送るのに必要なもの【招待状セット】
ここでは、ゲストにとってより親切な招待状にするために必要なものを紹介していきたい思います。
招待状以外にも、下記のものを同封するようにしましょう。
返信用ハガキ、封筒
招待状と一緒になくてはならないのが、この返信用ハガキと封筒です。
ゲストの方の出欠の有無をハガキに記載してもらい、こちらに返信して頂きます。これを元に、結婚式の人数を把握していきます。
会場までの地図(場合によっては送迎バス案内)
招待状と一緒に会場までの地図、送迎バスがある場合はそちらの案内も一緒に同封するようにしましょう。
有名な結婚式会場でも、詳しい道順や入口がわかりにくいこともあります。ゲストの方にスムーズに来て頂くためにも、地図は必ず同封しましょう。
二次会の案内
二次会に参加して貰う予定のゲストには、招待状とは別に二次会の案内も同封しましょう。
しかし最近では、LINEや出欠確認用のアプリを利用して二次会の参加確認をする人も多くいます。
このようなアプリも便利ですが、目上の人や普段からお世話になっている人には、きちんとした形で二次会もご案内するようにしましょう。
付箋
ここでの付箋は、挙式への列席、受付、祝辞、余興、などの正式な依頼状を意味します。
結婚の報告とこれらのお願いは、事前に必ず口頭でしておきましょう。
招待状ってどうやって用意すれば良いの?
結婚式の招待状は、全て自分達の手作りか、会場もしくはブライダルショップ(業者)への依頼のどちらかになります。
手作りの場合はコストを抑える事ができます。しかしその分時間がかかります。また慣れない作業で、ルールやマナーを見落としてしまうリスクがあります。
その点ブライダルショップや会場への依頼の場合は、ルールやマナーに詳しいため安心して招待状を作る事ができます。しかし、やはりコストはかさみます。
それぞれのメリット・デメリットを考え、どのような方法で招待状を用意するかを考えるようにしましょう。
宛名の書き方
ここでは招待状の宛名書きの基本マナーについて紹介していきます。
宛名は毛筆で書こう
招待状を送る場合、宛名は毛筆もしくは筆ペンで書くのがマナーになります。
これはお祝い事は〝濃く太く〟という縁起担ぎから来ています。
最近ではパソコンでも毛筆風というフォントがあるので、直筆でなくプリントアウトしたものを使う事もあります。
切手は慶事用を使おう
封筒に貼る切手は慶事用切手を使用しましょう。慶事とは〝おめでたいこと〟という意味です。
切手の料金不足にならないように、事前に重さを必ず計るようにしましょう。
敬称について
基本的に敬称は「~様」ですが、お世話になった恩師などには「~先生」と送ります。
ご家族を招待する場合は「~御家族様」、夫婦で招待する場合はそれぞれに「様」をつけるか、奥様の名前を「~御婦人」と書きます。
ゲストに合わせて敬称を選ぶようにしましょう。
発送のタイミングについて
では本題の招待状の発送のタイミングについて紹介していきます。
発送するタイミングは、基本的には結婚式の2~3ヶ月前が理想です。
早すぎてしまうと、ゲスト自身の予定がまだ把握出来てない可能性があります。とはいえ、あまり遅すぎてもゲストの予定が入ってしまっている可能性があります。
そのため、発送時期はそのあいだを取った2~3ヶ月前がベストとなります。
年配のゲストの方ですと、お日柄を気にする人も多くいます。なるべく消印が大安、もしくは友引の日になるようにしましょう。
結婚式を挙げる人が、必ずしも準備に時間をかけれる訳ではありません。急な事情で結婚式を行うことになった場合は、招待状をゲストに送るのが遅くなってしまう事もあります。
そのような場合は、「急な事で申し訳ございません。」など一言添えた招待状を送るなど、相手に配慮するように心掛けましょう。
招待状の渡し方
結婚式の招待状は、手渡し、郵送のどちらかになります。
より丁寧で、本来のマナーとされるのが手渡しになります。手渡しできる相手には、なるべく直接お渡しするよう心掛けましょう。渡す際は、一言挨拶も添えましょう。
また、手渡しをする際は下記のことに注意しましょう。
- 招待状の宛名に住所は書かない
- 招待状に同封する返信用ハガキに切手を貼る
- 招待状には封をしない、糊付けもしない
郵送する場合でも、事前にゲストに連絡を取り招待状を送る旨をお伝えしましょう。
準備をしっかり行い、楽しい結婚式にしましょう
結婚式の準備は、出来るだけ早く取り掛かるようにしましょう。特にゲストのリストアップは早めにしておくと、スムーズに準備が行えます。
ゲストの方にも余裕を持って対応出来るよう心掛けてしておきたいものですね。
結婚式の準備はやる事が多く大変だと思いますが、最高の思い出になる様、2人で楽しみながら進めてみて下さい。
この記事を是非参考に、楽しい結婚式にして頂ければと思います。