席札は結婚式でゲストがテーブルについて、まず目にするものです。「こちらがお席ですよ」とご案内する役割をもつカード。
ネームカードにとどまらず、アイデア次第では、ゲストをおもてなしする素敵なアイテムに変わります。
今回はゲストの心に残る、そんな席札が出来上がるように、色々なアイデアを紹介していきたいと思います。
目次
席札って?席札の基礎知識
席札とは、披露宴ではゲストのお名前カードとして利用して頂き、お開きの際には“縁起物”としてお持ち帰りもできるカードのことです。
また、ゲストへ参加してもらった感謝の気持ちを書くカードとして使用することもあるので、別名“サンクスカード”とも言われています。
各ゲストごとに、新郎新婦がそれぞれ手書きで書くことが多いです。
席札はどのくらい書くもの?文の長さは?
席札のメッセージは書く相手によって、書きたい内容、書く量が異なるものです。
しかしどのゲストにも、同じくらいのメッセージの長さに統一するのがオススメです。
これは、他のゲストが席札を目にした時に、メッセージの差が無いようにするためです。
ゲストの立場によっても長さは異なると思いますが、同じテーブル内でのメッセージの長さは統一するようにしましょう。
席札のメッセージ文例
いざ席札を書こうとしてみたら…なんだかいい言葉が思いつかない。なんて書いたらいいのかわからない。という方は是非参考にしてみて下さい。
- 出席してくれたことへのお礼の言葉
- これまでにお世話になったこと
- ゲストとの思い出やエピソード話
- 相談にのってもらった思い出
- ゲストとの楽しかった思い出
- ゲストとの出会いのエピソード話
- 普段言えないけど感謝していることを伝える
これらのことを意識してメッセージを考えるのがおススメです。
目上の方、来賓の方への席札
先輩への席札
友人への席札
最近は時間が合わなくてなかなか遊べないけど 時間があるときは 是非新居に遊びに来てね!」
友人への席札の場合は、かしこまり過ぎず、記号や絵文字などを使って可愛らしく仕上げるのもいいですね。
親族への席札
親への席札
本当にありがとうございました まだまだ未熟者の私たちではありますが 〇〇さんと幸せな家庭を築けるように頑張ります これからも温かく見守ってください 」
両親への席札は普段はなかなか言えない感謝の気持ちを意識して書くのがおススメです。式の途中で読む〝両親への手紙〟と内容が被らないようにしましょう。
兄妹への席札
兄妹への席札はシンプルな言葉で、日頃の感謝や気持ちを伝えましょう。
抑えておきたい席札マナー
席札メッセージには、特に細かいルールはありませんが、慶事に合わせたマナーを押さえておくと安心です。
「切る」「分かれる」といった別れを連想させる言葉や、「度々」「ますます」「わざわざ」などの重ね言葉は避けるのが無難とされています。
また、終わりや区切りを感じさせる文末の〝。〟も書かない方がいいとされています。
インクは、テーブルクロスやカードの色に合わせて使い分けると、よりおしゃれで上品な仕上がりになるのでおススメです。
席札アイディア
最近ではインターネットで、可愛い席札を購入することができます。
色々なデザインがあるので、式場のイメージに合わせて、自分達でおしゃれな席札を選ぶことができます。
また既製品の購入だけでなく、手作りならではのオリジナリティ溢れる席札を作成するのもおススメです。
最近は、一味違った席札をよく目にします。
その中でも選りすぐりの席札を、いくつかご紹介していきたいと思います。
コルクに席札をたてる
レストランウエディングなどをする方にオススメなのが、ワインコルクを使用した席札です。
ヴィンテージ感も出るので、一味違った印象になります。
松ぼっくりに席札をたてる
コルクの代わりに松ぼっくりなどを使って、季節を意識した席札を作るのもおススメです。
松ぼっくりのアイテムはオータムシーズンだけでなく、クリスマスウェディングにも人気ですね!
一輪挿しの花瓶に添える
出典:www.theweddingofmydreams.co.uk
お花と一緒に席札を添えるのもおススメです。
華やかさがとてもアップします。
式場のイメージに合わせた色のお花を是非添えてみてください。
LEGOブロックなどを使った席札
式の最中に子供が遊べるように、LEGOブロックを添えてみてはいかがでしょうか。
飛行機の形にくり抜かれた席札
飛行機の形にくり抜かれたキュートな席札。
テーブルに小さなお花に飛行機ピックが付いた席札は会場を華やかに演出するだけでなくお客様にはプチギフトとしてお持ち帰りもしていただけますね。
ひまわりが着いた席札
クラフト用紙にひまわりが着いた可愛らしい席札です。
お席ひとつひとつにひまわりが散りばめられていると会場の雰囲気も一気にバージョンアップしますね
まとめ
手書きで心を込めて、一人一人にメッセージを書くのは、とても時間がかかります。
出席人数が多ければ多いほど、用意する席札の枚数も増えます。
席札は時間に余裕を持って準備するようにしましょう。
心を込めた席札で、ゲストの方々が笑顔になる、そんな素敵な結婚式になりますように…