【これを見れば丸わかり‼︎ 】意外と知らない“結納”と“顔合わせ”の違い

結婚が決まった後の、御両親への顔合わせってどうすればいいの?

結納と食事会、顔合わせの違いってなに??

全部やるべきなの?そんな疑問がある人必見‼︎

ここではみんながわからないことや、不安なことを徹底解説していきます。

そもそも結納ってなに?

結納とはおよそ1600年ほど前から行われているしきたりです。結納金を用意し、結婚式の前に両家が顔を合わせる結納式にて渡します。

一般的に結納金は男性が用意するものだと思われがちですが、婿に入ってもらう場合は、女性側で用意をします。

つまり、「もらう側」の家が結納金を用意するのが基本となっています。

また、婿入りの場合は、女性側の家業や家を継いでもらうことを目的としていることが大半です。そのため、家との結びつきを重んじて、正式な結納を行う場合が多いようです。

会場選びはどうするの?

結納式は以前は自宅で行われることが多かったのですが、最近の結納式は、ホテルや料亭、レストランなどで行うケースがほとんどです。

結納品の手配や必要な書類まで、準備をすべて請け負ってくれる結納プランの用意もあります。準備を全て代わりに行ってくれるので、両家の負担が軽いのがとても魅力的です。

また進行の流れも、会場のスタッフの方にお任せできるのがさらに魅力のひとつです。

儀式自体はおおよそ15~20分ほどで終了します。

服装は、お母さんは訪問着などの準礼装、お父さんはスーツや礼服同士になるように、両家で事前に調整をしておくと良いでしょう。

用意するものは?

結納では、結納金を含めた目録を準備し、両家の間で結納品を取り交わします。

結納には地域ごとに目録の数や飾り方、結納の進め方などのルールがあり、大きく分けると関東式と関西式では違います。

関東式

目録、長熨斗、御帯料、勝男武士(鰹節)、寿留女(するめ)、子生婦(昆布)、友白髪、末広、家内喜多留の9品目を用意するのが一般的です。

関西式

関西式は関東式の9品目に加えて婚約指輪や高砂人形なども用意します。関西は関東と比べると品数も多く、華やかになる傾向があります。

ここで気になるのが結納金の具体的な金額です。

この金額には決まりがなく一般的に100万円前後とされています。50万円以下の結納金は全体的に見て少ないようです。

金額に困った際は50万、70万など、割れない数字を目安にしましょう。

顔合わせってなに?

顔合わせ食事会とは、婚約が決まった際にふたりがそれぞれの親を紹介するために設ける場のことです。

結納式とは違って、決まったルールや用意するものはありません。食事をしながら両家の親交を深めましょう。

顔合わせの場を借りて、結婚式や披露宴について両家の意見を聞くのも良いでしょう。

結納式と顔合わせの違い

結納式は進行の仕方、ルールなどが存在するのに対し、顔合わせの食事会はそう言ったら決まりはなく、和やかなムードで行われる事が多いです。

結納金もなく、お互いの家族の親交を深める場とイメージするとわかりやすいかもしれません。

最近では、ふたりの実家が離れている場合、中間地点にあるホテルやレストラン、料亭などで、家族旅行を兼ねた食事会を開くケースも多くなってきています。初対面でもリラックスした雰囲気で顔合わせができるのでおススメです。

事前に両家の好きな食べ物などをリサーチするのを忘れないようにしましょう。

最近は結納をしないところも増えているって本当?

最近は結納を行わないカップルが増えてきています。

理由としては

  • お金がない、節約のため
  • 授かり婚のため(妊娠中)
  • 準備する事が多く大変だから
  • お互いの家族が遠くに住んでいる
  • やる必要がないと感じる
  • 両家で結納式の話が出なかった

などのリアルな声が挙げられます。

昔に比べ、形式にこだわる家族が減ってきているのも現状です。また、結納にかかるお金を結婚式や、披露宴に使いたいという声も多いです。

形式にこだわり過ぎず、自分たちのやり方で両家の交流の場を作りましょう。

結納と食事会両方とも行う場合

最近では少なくなってきていますが、結納式と食事会の両方を行うカップルもいます。

両方行うことで、結婚式までに両家の仲が深まり、素敵な結婚式を迎えることが出来た。などの声もよく聞こえます。

両家が遠方の場合は、二回行うのも大変なので、どちらか1つのみ行うのもいいでしょう。

結納をせず顔合わせのみ行う場合

形式にこだわらず、両家の親睦を深めていきたいカップルは、食事会のみを行う場合が多いです。

食事会のみの場合は、両家の食べたいもの、嫌いな食べ物など事前にリサーチしておきましょう。また服装も両家に差が出過ぎないように注意しましょう。2人が間に入り、事前に服装を決めておくのがオススメです。

主に女性はワンピースにジャケット、男性はスーツが多いです。

食事の場も、ゆっくりと過ごせる個室を用意しましょう。

どちらもしない場合

金銭的な問題、両家の住んでいる場所、国際結婚の理由などから、結納式や食事会の両方を行わない場合もあります。

そのような場合でも、当人同士の両家の挨拶はしっかりと行うことを忘れないようにしましょう。

すぐに顔合わせが出来ない場合でも、ふたりが間に入り、両家の繋がりを作る機会を作るようら心がけましょう。

国際結婚の場合、テレビ電話などを活用して顔合わせを行うこともあります。

結納、顔合わせの際に気を付けるべきマナー

日取りを決める際のマナー

まずは、それぞれ親御さんに都合の良い日を幾つか聞いてみましょう。

あるいは、あらかじめこちらから日程候補を幾つか出して、そこから選んでもらうのも良いでしょう。

日柄にこだわるのであれば、候補日を多めに出しておきましょう。

※日柄(六曜)についてはこちらの記事で解説しています↓

場所を決める際のマナー

場所は両家が遠方であれば、中間地点で設定することが多いです。

しかしそれ以外の場合であれば、男性側が女性側に出向くのがマナーとされています。

日柄がいい日は特に、レストランなどの個室の予約が取りにくくなるので、早め1カ月前を目安に予約を取るようにしましょう。

結納式、食事会にかかる費用について

結納式にかかる費用

結納式に掛かる費用のうち、“結納金”、“結納品”、“結納返し”については、どちらが負担するかがほとんど決まっています。

結納金

男性側から女性側へ納めることが一般的です。ただし婿養子などの場合は、女性側が男性側へ結納金を納めることになります。

結納

男性側から女性側へのみ納める場合は、基本的に男性側のみの負担になります。

双方が結納品を用意して取り交わす場合は、両家それぞれが結納品の費用を負担します。

結納返し

結納返しは、女性側が男性側へお金や品を納めるものです。そのため費用は女性側が負担します。

この3つは負担する側が決まっています。

しかしその他の費用の負担や金額については、地方や家族のやり方など異なります。

事前に両家で話し合ってしっかりと決めましょう。

食事会にかかる費用

食事会ついては、2人が両親を招待するという形で、本人たちが費用を負担することが多いです。

食事会を行う場所によっては、両親にかかる宿泊費や交通費の負担も検討しましょう。

まとめ

婚約をしているカップルや、これからプロポーズをしようとしている男性は特に、結納をどうしようか悩むものです。しかし、結納に固執する必要はありません。

結婚は家同士の繋がりとは言いますが、根本は2人がこれから幸せな生活を送るためのものです。まとまった貯金がなく、結納金が出せないこともあると思います。

そんなときは、当人同士と両家の了承を得られれば、必ずしも結納式を行う必要はありせん。

最近のデータでは、形式にこだわらず食事会のみを行うカップルは多く、7割程度いるようです。

家族の立場、2人の状況などに臨機応変に対応しましょう。

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